今回ご紹介する本は
○新版・一流の頭脳「運動脳」
著作:アンデシュ・ハンセン 御舩由美子(訳)
みなさん、なんとなく運動って良いことはわかっているけど、めんどくさい・疲れるなど思いますよね。
それに運動のメリットってなんとなくわかるようだけど、説明できないという人も多いかもしれません。
自分も思っています。すごく共感します。
ですが、この本を読んでから、こんなに運動ってメリットがあるのか!これは他の人に説明できる。紹介できるなと感じれると思います。
私はこの本を読んで少しでも運動の知識や行動してみようかなと感じ取れたら嬉しいです。
私は毎日運動習慣がつくように過ごすようになりました。
運動メリット
脳の機能を高めるには戦略的に運動するほうが脳トレよりも効果がある
脳は頭を働かせるより、体を動かすことでこそ威力を発揮する器官らしい。
パズルや脳トレよりもはるかに運動の方が効果があることを、研究結果として証明されている。
機能的すぐれた脳とは、細胞がたくさんある脳でも、細胞同士がたくさんつながっている脳でもなく、各領域(前頭葉や頭頂葉)がしっかり連携が取れている脳である。
脳の可塑性身体を動かすことほどに脳を変えられる20分から30分ほどで充分に効果がある
身体を活発に動かすことほどに脳を変えられる、つまり神経回路に変化を与えられるものはないことがわかっている
活動を長く続ける必要はない。20分から30分ほどで充分効果がある。
GABAは脳内のアミノ酸である。GABAは脳内の活動を抑制して変化を起こらないようにする。
しかし運動するとブレーキが弱まる。脳を変えまいとする作用が取り除かれる。脳内が柔軟になり、再編成しやすくなる。
定期的に運動を続けていけると、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていく。
ストレスのメカニズムを説明します。
ストレスを感じると、「扁桃体」が反応します。そこから視床下部→下垂体→副腎を刺激する流れとなります。
副腎は「コルチゾール」というストレスホルモンを放出し、そのために動悸が激しくなります。
定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えていてもコルチゾールの分泌量をわずかしか上がらなくなっていく。身体が運動によってストレス反応を低下させる。
食事調整にも運動の効果がある
コルチゾールの「身体の脂肪の燃焼を妨げる作用」がある。
コルチゾールの血中濃度が増えると、腹部に脂肪が蓄積する。食欲が増し、高カロリーのものが食べたくなる。
そのためコルチゾールの分泌を抑制するために運動をすることが大事でである
運動をすることで集中力が増す
感覚中枢から伝えられた雑音のボリュームを下げ、目の前のことに集中するために「ドーパミン」が必要である。
運動直後にドーパミンの分泌量が上がり、数時間維持する
運動負荷を上げるとドーパミン量増えると研究結果がでている。
歩くより走ろう
目標心拍数:220-年齢×70%から60%
計算ができるため、自分の目標心拍数を確認した方がいい。
ドーパミンの量を増やすためには、ウォーキングよりもランニングの方が適している。
可能であれば30分ほどが良いとされている
運動やトレーニングは、新しいものを学ぶための土台ができるということ。
歩きながら単語を暗記すると覚えられる単語が20%増える
海馬の役割は
①記憶を短期から長期へと固定させる役目を果たしている。
②物事の前後をとられたり、今体験していることを過去の記憶と照合して感情を暴走させないようにしたりする。
③自分の居場所を空間的に認識する
運動をすると海馬で新しい細胞が生まれる。
暗記の能力は、筋力トレーニングでなくランニング連想記憶、筋力トレーニングにて促通
脳の老化予防のための運動量の目安
毎日か、少なくとも週に5日、20分〜30分歩く
週に3回、20分ランニングと言われている
まとめ
運動のメリットをまとめさせて頂きました。
どうでしたか?知らなかった項目もあったのではないでしょうか
これだけでなく、本書では他にも運動のメリットが記載されております。
少しでも興味が出た方はぜひ手にとって読んでみてください。
皆さまの新たら気づきや知識となれば嬉しいです